今日は休暇を利用してかねてより興味のあった施設へ見学に行ってきました。
あまりメジャーではないのですが、茨城県のヒラメ釣果…もとい、漁獲を支える大変重要な施設です。
かねてよりその存在は知っていたのですが、見学できることは最近まで知りませんでした。さらに平日以外は見学できないとあって普通にサラリーマンやってるとなかなかその機会もないのです。
ちなみに、私が訪れたときは誰もいなかったので職員の方が親切に中を案内してくれました。
いやいやラッキーでした!それでは出発~。
屋外のこの水槽にはアワビの稚貝がびっしり。
こんな感じに張りついてました。
うーん、たしかにアワビなんだろうけど、小さいし動かないしで…感動はそれほどないかも。。。
そして屋内へ案内されるとお目当てのヒラメの姿が。
でも、この成魚は漁師さんから買ってきたものだそうです。
そしてその卵をふ化させたものがこちら。
水槽の底の方に溜まっているごみのように見えるのはすべてヒラメの稚魚。1cmくらいのが、そりゃぁもうすごい数です。
でも、目を凝らせば・・・確かにヒラメだ。
水槽全体を見渡すとそのスケール感がわかりますかね?
こんな水槽がいくつかあるんです。つまり、相当な数が放流されるわけです。
ちなみにこの写真、餌を与えているところなのですが意外なことに与えているのは固形飼料なんですね。いわゆる金魚の餌みたいなやつです。フィッシュイーターのイメージからまったく想像していませんでした。
あ、でも生まれてすぐのやつにはプランクトンを与えていましたよ。
屋内設備はこれでおしまい。
つづいては屋外の見学用プールです。
ヒラメや鯛がゆうゆうと泳いでいるのを見ていたら、職員の方が餌を撒いてくれました。
すると勢いよく集まってきたのは・・・
ヒラメだぁ~(笑)。
言っておきますけど、撒いているのは小魚とかではないですよ。固形飼料ですよ~。
お話によれば小さい時から固形飼料で育てるとちゃんとそのまま育つそうです。
(注:漁師さんから買った成魚には死んだイワシなんかを与えているそうです)
と言うことはこのプールにルアーを投げても反応してくれないのだろうか??気になります(笑)
それにしてもこの数・・・
どんどん集まってくるな、完全に人になついてますねこれ。もう、鯛なんて割って入るすきがないじゃん(笑)。
ということで栽培施設の見学はこれにておしまいです。
最後に、一応見学者向けのコーナーも館内にちょっとだけあります。
そこの水槽にも少しばかりお魚が居ました。
クロソイも水槽で育てると退色してイシモチみたいな外見に。
ヒラメの稚魚は誕生日の紹介つき。
ということで本日のまとめですが、
水族館ではないので見どころはほぼ栽培設備だけです。誰でも楽しめるところではないでしょうけど、ヒラメ釣りをする身としてはとても興味深く見て回ることができました。
おそらくここで初めて生きてるヒラメを見たという人は、海で釣ったヒラメを見たらきっと衝撃を受けるでしょうね。
時期で栽培している貝や魚が違うようなので機会があればまた行ってみたいです。