昨日は春一番が吹いて今日は前線通過後の冬型気圧配置…ライトゲームが成立するわけがありません。
まぁ、家でおとなしく過ごすとしましょう。
と、まぁ・・・今週はこれで終わりでもよかったのですが、暇なのでたまには独り言でも書いてみましょうか。
では今回は私のラインシステムについて・・・
釣り人の考え方が色濃く出るのがラインシステムですよね。最初は見様見真似で覚えてそのうちにしっくりくるところにたどり着くのではないでしょうか。
私は今現在4つのリールを使い分けているのですが、それぞれのラインシステムはこのような感じです。
もちろんすべてお手軽エリアでの使用が前提ですよ(笑)。
ヴァンキッシュ C2000S
メインライン PE 0.3号(90~100m)
ショックリーダー フロロカーボン1号もしくは1.2号
今の時期は大活躍です。
港湾でアジやメバルだけ狙うならオーバースペック気味ですが、劣化と交換頻度を考慮すると私にはこのくらいがちょうどいいです。
ちなみに昔はナイロン1号もしくはフロロカーボン0.8号で普通にアジでもメバルでも釣っていました。
エステルラインなんでなかったし、PEは結構高かったですから。
つづいては、
ヴァンキッシュ C2500HGS
メインライン PE 0.6号(150m)
ショックリーダー フロロカーボン1.5号~2.5号
ここ数年は出番が多いですね。何狙おうか迷ったときはたいていこれですわ(笑)。
10cmのメバルから70cm超えのヒラメ、スズキ、ワラサまでいろいろこれで仕留めてますので港湾エリアならほぼ万能。
お次は、
ヴァンキッシュ C3000
メインライン PE 0.8号(150m)
ショックリーダー フロロカーボン2.5号もしくは3号
ヒラメ、スズキなどを狙うなら一般的にはこの辺りが標準でしょうか。
最近は気合が足りないので出番が減りつつあるかも(苦笑)。
そして最後は、
ヴァンキッシュ 4000XG
メインライン PE 1号(150m)
ショックリーダー フロロカーボン3号もしくは3.5号
お手軽エリアでこれ以上のライン強度は不要でしょう。実際あんまり出番はないです。
魚種を考えて選択するというよりは飛距離がほしい状況や、タモ網出すのが面倒な時に(抜き上げるために)使っています。
ではどのようにラインを選んでいるのかですが、
メインラインの選定はドラグ力を一応の基準にしています。具体的には、ドラグ力が2.0kgしかないリールなら4~6ポンドもあれば十分です。
ただし、ラインは使っているうちに劣化するのである程度の余裕は考慮します。
メインラインは細ければ飛距離や感度の点では有利でしょうが、強度や耐久性とはトレードオフの関係にあります。また、ロッドやリールとのバランスもありますから、どこで折り合うかは釣り人の個性でしょう。
ショックリーダーは見てのとおり細かく刻んでいますが、これをルアー用ラインでそろえるのは小さな釣具店ではなかなか難しいかもしれません。ちなみに私が使っているのは磯釣り用のハリスです。
使い分けはラインの劣化具合に合わせて微調整のためで、私のラインシステムはなるべくスナップで切れることを想定して組んでいます。
上述のC2500HGSを例にすると・・・
PE 0.6号であれば、大体平均強度で10~12lb前後。これにリーダーがフロロ2.5号なら10lb。PE側が新品ならこれでリーダーの強度を上回ります。リーダーとスナップはユニノットなのでここの強度を6割で考えると6~7lbで切れる計算なのでリーダーは残ります。もちろんドラグ設定がこれを下回っているので魚の引きでは切れません。
根がかりでメインラインから切れた場合はリーダーの号数を下げて調整しますし、根がかりのリスクがない釣では強度を優先することもあります。
という感じで、私の場合はジグヘットがメインなのでリーダーを失い結線しなおす手間の方がストレスであるため今はこの考え方に落ち着いています。
もちろん、根ずれのリスクがあるなら強度を優先したり、使っているのが高価なハードルアーメインならルアー回収を前提にフックの強度からラインシステムを考えるというのもありでしょう。(この場合フックはなるべく細軸にしておかないと大変なことになりますが)
ラインシステムは奥が深いですね。
細かいことを言えば、他にもいろいろあるのですが今回はこのくらいで。
今日はとっても暇なソルトアングラーの独り言でした。